【重要】Xam・センターTenのテスト作成機能等で「RPCサーバーを利用できません」と表示される現象と復旧手順について
平素は弊社製品「Xam」「センターTen」をご利用いただき、誠にありがとうございます。
2026年7月15日以降、XamもしくはセンターTenからテスト作成などWordを呼び出す際に 「OpenMakerTest#462 RPCサーバーを利用できません」 というエラーメッセージが表示され、Wordが起動・表示できない症状についてお問い合わせをいただいております。
本現象につきまして、原因およびお客様側で実施いただく復旧手順を以下のとおりご案内いたします。
1. 現象の原因について
本現象は、Microsoft社より7月中旬以降に配信された Microsoft Office(Word)の特定のセキュリティ更新プログラム(ビルド 16.0.10417.20176 / 16.0.17932.20884 等) が適用されたPCにおいて、外部プログラムからWordを呼び出す機能(COMオートメーション)が正常に通信できなくなる障害が発生しているためと思われます。
今回ご紹介する復旧手順はあくまで「Xam・センターTenでWordを使えるようにするための回避策」となります。
今回の症状についてはWordの内部の変更等によるものと思われるため、XamおよびセンターTenとしては打てる対策がございません。
ただ、セキュリティの観点からはご不安なのはごもっともと思います。弊社としても定期的に確認して、情報提供をする所存です。
ご了承ください。
2. お客様環境の確認手順(対象バージョンの確認)
まず、ご利用のWordが該当するバージョンになっているかご確認ください。
- Word を単体で起動します。
- 画面左下の 「アカウント」(または左上の「ファイル」>「アカウント」)をクリックします。
- 画面右側の「製品情報」欄にある 「Word のバージョン情報」 を確認します。
【該当するバージョン例】
- Microsoft Word 2019:ビルド 16.0.10417.20176
- Microsoft Word LTSC 2021:ビルド 16.0.17932.20884
- Microsoft Office LTSC 2024:ビルド 16.0.17932.20884
※多少表記にばらつきはございますが、ビルド番号をご確認ください。
※上記ビルド番号が該当している場合、以下の復旧手順を実施してください。
3. 復旧手順(Officeのロールバック・自動更新の停止)
Wordのバージョンを問題が発生していなかった直前の状態へ戻す(ロールバックする)ことで、正常にご利用いただけるようになります。
【手順1】起動中のOffice製品をすべて終了する
Word、Excel、OutlookなどのOffice製品をすべて終了します。
【手順2】コマンドプロンプト(管理者権限)を開く
- キーボードの Windows キー を押しながら S キー を押し、検索窓を表示します。
- cmd と入力します。
- 検索結果に表示された 「コマンド プロンプト」 を右クリックし、「管理者として実行」 を選択します。
※パソコンの管理者アカウントとパスワードの入力を求められる場合があります。 - 「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と出た場合は 「はい」 をクリックします。
【手順3】ロールバックコマンドを実行する
ご利用のOffice製品のバージョンに合わせて、以下の該当するコマンドを1行コピーし、黒い画面(コマンドプロンプト)に貼り付けて Enter キーを押します。
※必ず行頭の「"」からコピーしてください。
■ Office 2019 をご利用の場合
"C:\Program Files\Common Files\microsoft shared\ClickToRun\OfficeC2RClient.exe" /update user updatetoversion=16.0.10417.20117
■ Office LTSC 2021 または Office LTSC 2024 をご利用の場合
"C:\Program Files\Common Files\microsoft shared\ClickToRun\OfficeC2RClient.exe" /update user updatetoversion=16.0.17932.20842
【注意】
コマンド実行後、「Office の更新プログラムをダウンロードしています...」という画面が表示されます。処理が完了するまで数分間お待ちください。完了画面が表示されたら「閉じる」を押します。
【手順4】Officeの自動更新を「停止」する(重要)
バージョンを戻しても、自動更新が有効のままだと再び問題のバージョンへ自動的に更新されてしまいます。必ず以下の手順で自動更新をオフにしてください。
- Word を起動します。
- 画面左下の 「アカウント」(または「ファイル」>「アカウント」)を開きます。
- 「製品情報」領域にある 「更新オプション」 ボタンをクリックします。
- 「更新を無効にする」 を選択します。
- 「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と出たら 「はい」 を選択します。
4. 動作確認
上記の手順が完了しましたら、XamもしくはセンターTenを起動し、正常にWordの呼び出しおよび表示が行えるかご確認ください。
ご不明な点がございましたら、弊社サポート窓口までお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせフォーム
ご不便をおかけし誠に申し訳ございませんが,何卒よろしくお願いいたします。